GETTING STARTED

取り込む。再生する。
自分のペースで読む。

まずはコピーした短い文章から。読みたい位置とペースを、プレーヤーで調整できます。

コピーした文章を読む

  1. 読む文章をコピーする

    元のアプリで、読みたい範囲を選んでコピーします。

  2. Yondaryの「取り込む」を開く

    「クリップボードから取り込む」を選ぶと、先頭で停止して開きます。自動では読み始めません。

  3. 再生ボタンを押す

    文章が短い単位で、同じ位置へ順に表示されます。

標準の取り込みは、コピーに含まれるHTML、RTF、文字列の順に書式を読み取ります。文字列だけの場合はMarkdownを解釈します。記号をそのまま読む場合は「プレーンテキストとして取り込む」を選びます。画像の表示とリンク先への移動には対応しません。

他アプリからコピーした文章をすぐ再生する初期ショートカットは ⌃⌥⌘V です。この操作では取り込み後に自動再生します。クリップボードは操作したときだけ読み、常時監視しません。

テキストファイル・EPUBを読む

  1. 「ファイルをライブラリに追加…」を選ぶ

    「取り込む」メニュー、またはファイルメニューの ⌘O から、一つのファイルを選びます。

  2. コピー保存した文書を開く

    追加に成功すると、ライブラリに保存され、先頭で停止して開きます。元ファイルは変更しません。同じファイルをもう一度追加すると別の文書になります。

  3. 再生する

    EPUBは目次から章や節へ移動できます。移動後は停止するので、再生ボタンで読み始めます。

ペースと読む位置を調整する

再生ボタンで一時停止・再開します。文ごとの前後移動、読む位置のスライダー、原文の位置指定で読み直せます。原文を手動でスクロールしたり位置を指定したりすると、再生は止まります。

読む速度は1.0〜7.5×で調整できます。1.0×は補正前の表示時間0.3秒が基準で、句読点や長い単位には追加の表示時間があります。倍率は速読効果を示す数値ではありません。表示メニューでプレーヤーと原文の文字サイズを別々に変え、集中表示へ切り替えることもできます。

主なアプリ内ショートカット
操作キー
再生・一時停止⌘Return
最初から再生⌘R
文の先頭・前の文 / 次の文⌘[ / ⌘]
速度を下げる / 上げる⌥⌘↓ / ⌥⌘↑
文書一覧を表示・隠す⌃⌘S
集中表示⇧⌘F

Spaceキーの動作はフォーカスしている操作によって変わります。検索欄では文字入力、ボタンやスライダーではその操作が優先されます。

履歴・ライブラリから続きを読む

実際に再生を始めた文書は、本文・書式・読む位置をこのMacの履歴へ自動保存します。取り込み、プレビュー、履歴の選択だけでは履歴へ保存しません。保存を選ぶ設定はありません。

残したい文章は「ライブラリに追加」で明示的に保存します。未再生でも追加でき、追加だけで履歴は作りません。ファイル追加はライブラリへの明示保存を兼ねます。

文書一覧から「再生履歴」または「ライブラリ」を選び、題名や本文で検索できます。文書を選択すると保存位置で停止して開き、再生ボタンで続けられます。未再生・読み終えた文書は先頭で開きます。

ライブラリにある文書を履歴から除いても、ライブラリの本文と位置は残ります。文書そのものをライブラリから削除すると、本文・書式・位置・履歴・アプリ内の元コピーを削除します。元ファイルは削除しません。

他アプリの記事・選択文を取り込む

Yondaryを起動したまま、取得元アプリを前面にし、読む文章を選択して初期キー ⌃⌥⌘R を押します。成功すると取り込んで自動再生します。グローバルショートカットは設定で変更できます。アプリを終了していると呼び出せません。

この機能では、他アプリの文章を読み取るためにアクセシビリティ権限が必要です。必要になったときに理由とシステム設定への入口を案内します。権限を許可したら元のアプリへ戻り、取り込み直してください。

選択がないと確認できた場合は、対応する複数行の文章領域、またはArc・Dia・Chromeの表示中ページから本文を取得する処理があります。ブラウザーでは、Yondaryから対象ブラウザーへのオートメーション許可も必要です。

ブラウザー本文取得の追加設定
ブラウザー追加設定
Arcオートメーション許可。JavaScript実行を拒否された場合は、Apple Eventsの設定も確認してください。
Google ChromeView → Developer → Allow JavaScript from Apple Eventsを有効にします。
Dia通常終了後、open -a Dia --args --enable-applescript-javascript で起動します。起動中のDiaへ後から設定を加える方法ではありません。

ページ本文をクリックしてから実行してください。表示済みHTMLから端末内で本文を推定し、URLの再取得やCookieの移送は行いません。別フレーム、Shadow DOM、未ロード部分は対象外です。欠落や余分な文章の混入がないこと、任意のアプリやサイトで成功することは保証しません。

取得できないときは、手動コピーで。

選択文が取得できない場合に、勝手に全文へ切り替えません。「選択なし」「未対応」「権限不足」「タイムアウト」などの案内に応じて再試行するか、コピーした文章を取り込んでください。全選択やコピーキーは自動送信しません。

対応形式と取り込み上限

上限を超えた本文を途中で切り捨てて読むことはしません。UTF-16単位は文字量を数える基準で、日本語は通常1文字で1単位、絵文字などは複数単位になることがあります。

取り込み経路ごとの対応と上限
経路対応・上限
コピー・他アプリ取得本文20,000 UTF-16単位まで。コピーのHTML / RTFは各2MBまで。Markdownは変換前後とも20,000単位まで。構造と処理時間にも上限があります。
.txtUTF-8(BOM付き可)・一つのファイル。本文500,000 UTF-16単位、元ファイル1,500,003バイトまで。Markdownへ変換せず、記号もそのまま読みます。
EPUBDRMなし・単一パッケージ・リフロー型EPUB 2/3。元ZIP32MiB、展開64MiB、抽出本文500,000 UTF-16単位、目次10,000項目まで。解析構造・時間にも上限があります。

20,000単位を超える長文では、一つの文字を構成する結合記号などのまとまり(拡張書記素)も256 UTF-16単位までです。以前の短文や保存コピーは引き続き読めます。

.txtではShift JIS・UTF-16や文字コードの推測に対応しません。空白だけの本文、不正なUTF-8、置換記号(�)やタブ・改行以外の制御文字などは拒否します。

EPUBは静的XHTMLから本文を抽出します。画像は説明文などへ置き換え、ルビの読み仮名と非線形の補助文書を省略します。固定レイアウト・DRM・主要本文にSVG、数式、スクリプトを使う本などは、本全体を取り込めません。元の紙面を再現するビューアではありません。

PDF、RTFファイル、.mdファイル、画像、OCR、URLだけの取得、Kindle専用取得、同期には対応していません。